陋巷

【グロ注意】クローゼット※文章が消えていたのを修正

 廃墟に巣食う大男


この記事の内容は全てフィクションです。またグロテスクな表現を含みます。








趙 治民(25)

ジャオ・ジーミン(趙 治民)はEvergreen Harborの貧民街で生まれた。
彼の家族は6畳一間、バスルームを我流に改造した家に住んでいて、シンクや便器がそのままになっていた。
父親はアルコール中毒者で、ジーミンが三歳の時、酔っ払って外で凍死した。
母親は夫が死んだとき「いい気味だ」と言って喜んだ。そして、一週間もたたずに新しい彼氏を作った。
母親はもとから「結婚するための口実」だったジーミンに無関心であったが、新しい彼氏ができてからは邪魔に思うようになった。
そしてすぐに虐待は始まった。日常的に殴る蹴るの暴行の他、タバコの火を押し付けたり、「あんたも〇ねばいい」と言い裸で冬の夜の下に放り出したりした。
ジーミンは何をしても、何もしていなくても母親に虐げられた。
そうして部屋の隅に縮こまっていると、母親と彼氏はまるでそこにジーミンが居ないかのように性行為を始めるのだった。

小学生になると、ジーミンは養護施設に送られた。
母親から解放された安堵もつかのま、今度は他の子どもたちからのいじめが彼を襲った。
高学年になるとジーミンは身長170㎝あった。しかし性格は陰気で無口、また挙動不審だったので、いじめの対象からは外れなかった。
本人も反撃はできなかった。そしてこのころから動物を虐待するようになった。
小鳥を捕まえて明らかに口の小さいビンに生きたまま無理やり詰め込んでコレクションしたり、猫の首を棒に差し、それに向かって祈ったりした。

中学、唯一いじめに参加していない女の子に初恋をして、告白したがひどく拒否された。
そしてその女の子はそのことをクラスメイトに言いふらし、ジーミンを笑いものにした。

高校生になるころ、ジーミンの身長は200㎝近くになっていた。また体も鍛えていたため、見た目からいじめられることはなくなった。
しかし生まれてから今までで醜く歪んだ精神はそのままで固着した。

18歳のころ、通っている高校の近くに住む15歳の少女を人気のないところに誘い出して絞〇した。動かなくなった少女を見て彼は興奮し、後先考えず遺体を弄んだ。
そしてそのまま放置して逃げた。見た目から疑われはしたが、少女と面識がなかったこと、ジーミンは学校では真面目でおとなしく、先生からの評判は悪くなかったため、この件で彼が捕まることはなかった。


そしてジーミンは高校を卒業し清掃業に就いた。
そして潜めていた〇人への衝動がふつふつと湧き上がってきたかのように、犯行を重ねていった。



「あの時の得も言われぬ快感が、興奮が、感動がまた欲しくなった」
逮捕当時彼は寡黙だったが、動機について一言だけこう言った。


一人目の犠牲者メアリー・ターナー


二人目は身元分からず、メアリーの遺体と混じっていた

ジーミンはクローゼットに遺体を保管していた。
しまいきれない分はクローゼットの周辺に散乱していた。

三人目の犠牲者ゾーイ・ロズウェル


ジーミンは女性を襲うとすぐに絞〇した。そして解体部屋として使っている廃墟に運び込み、バラバラにしてから弄んだ。犯行はその廃墟周辺で起こった。
また犠牲者の年齢は18~71歳と広範囲だった。
犯行の期間もバラバラで、一人目から二人目までは2か月間ほどであるが、三人目は約一年後だった。

ある日、近隣住民から、あの廃墟に出入りする不審な大男が居ると通報を受けた警察が、張り込んでいたところ廃墟に入って行くジーミンを目撃、現行犯逮捕された。


逮捕当時のジーミンは抵抗する様子は全くなかった



「死体は何体ある?」
「ここにいるのは三人です」

ジーミンはそう言うと僅かに笑った。
彼の証言から廃墟から近い場所にある荒れ地の岩の間を掘り返すと、黒いビニール袋が多数発見された。中からはもう三人分の遺体を発見、いずれも女性であると分かった。



遺体はすでに白骨化していた


犠牲者の血を養分にひまわりが花を咲かせていた


ジーミンは18歳の時に起こした事件を自白した。
部屋に咲いていたひまわりは彼女へのはなむけだと言う。
クローゼットから漏れ出した女性たちの血を吸って、ひまわりは見事に咲いていた。

ジーミンは三件の〇人と三件の死体遺棄について犯行を認めている。
自白の件ついては現在調査中である。








先日の一部屋ずつ作っていく家のやつ。
個人の寝室その1作りました。クローゼットって言うタイトルだけどクローゼットあんまり関係ないっす…う~ん話考えるのって難しいですね。いま一つ。

次は男性シムを犠牲者にした小話を書きたいと思います。



0 comments:

コメントを投稿