陋巷

故人100人チャレンジ第七夜:眠り1

 疑念、まどろみ、掩蔽



※注意!

・デフォシムについて
   ・ この記事にはデフォシムが登場しますが、虐殺されます。
  ・シムズブロガーお得意の気持ち悪い自律解釈、もといその後の筆者が望む展開に都合のいい妄想、によって性格改変、しゃべらされています。

・性的及び暴力表現

・同性・異性愛表現

以上の事柄に不快感を覚える方は、この記事を閲覧をお控えくださいますよう、何卒お願い申し上げます。
また記事の内容は全てフィクションであり、殺人を肯定するものではありません。
特定の個人、人種、性別を貶める、もしくは称賛する意図はございません。





もうすぐよ、もう少しで二人で遊んで暮らせるだけのお金が溜まるわ
そうしたら二人、どこか遠くで幸せに暮らすのよ…愛してる







前回

クリスのもとにリリスから電話がかかってきました
恋人との肖像画を描いて欲しいとのことでしたが、



サマーのことでした。ちなみにストリップクラブで働く同僚です
第三夜:月のワルツで一瞬出ていました



「君は確か…ブライアンと良い仲だったんじゃないか?」

「とんでもない、あれは…ビジネスパートナーよ」

「へえ、ビジネスパートナーか…さんざん色目を使って操ってるようにしか見えなかったがね、彼は君に惚れているようだが」

「あら、だから何?それをネタに脅しでもかけようっての」

「ハハハ、心配いらないよ、オレは君たちにまったく興味ないしどうなろうが知ったこっちゃない、故に他言もしないと言うことだよ」

「そう良かった、アタシも同じよ、もちろんアンタとも絵の依頼以外に何かしようって気は全くないから」

「そうだね…さて、とっとと仕事にとりかかろう」



あまり気が乗らないクリスですが、描き始めるとその筆は正確に彼女たちをカンヴァス上に浮かび上がらせていきます

「やはり女の曲線はオレの好みじゃないな…まあいい、妥協はしない」






次の日の夜、ストリップ小屋にて


「ああ…疲れた…こんな生活いつまで続くのかしら…」

「サマー…心配いらないわ、もう少しの辛抱よ、もう少しで一生遊んで暮らせるくらいのお金が貯まるわ」



「…リリス、あなたの言っていた“副業”って一体どんな仕事なの?心配なの、だって…そんな大金、短期間に集まるなんてこと考えられないわ」

「ねえ、危険なコトならやめて…、私待っていられるから…いつまでも
お金なら貧しくても二人で少しずつ貯めていけば…」

「心配いらないわ、うまくやってる、そりゃちょっと正攻法じゃないけれど…大丈夫、私を信じて



「毎日毎日何もかもうまくいかなかったけど、あなたに出会えて人生が変わった…リリス、あなたを失いたくない」

「アタシだっておんなじ…サマー、この世で愛してるのはあなただけ」



「アタシは…必ずサマーをここから連れ出して見せるわ」

「そして…この小屋から、いいえこの世界から消えるの」

「それから新しく二人だけの世界へ行くの?」

「そう、ずっと一緒に…」



「大好きよリリス…」

「アタシもよ」



そんなことが(脳内で)ありまして、控室から仕事場に戻ったリリスのもとに、今日もブライアンはやって来ました

「会えて嬉しいわブライアン、あなたの顔を見ると胸が高鳴ってしょうがないの」

「…どうせまた強盗しようって言うんだろ、いいよ今回は何処なんだ?」



「それはね…ついてからのお楽しみ、アタシに任せておいて…」





翌日


やってきたのはウィロークリークにあるイトスギ・テラス

今回の標的はスペンサー・キム家のデニス以外の三人です、デニスさんは最初のパートで済み、です



「今日はココ!スペンサー一家のイトスギテラスです!!」

「ここのおじいさんは最近不慮の事故でお亡くなりになったそうです!なので遺産がうんにゃりはいってます、なので手っ取り早く金の場所を吐かせられたらあとはパーティータイムよ!」



見知らぬ人間がずかずか入ってきて笑顔の対応とは…このシムたちは本当に人がいいですね



そんないいシムの方々にはもう力ずくで聞き出すことにします、だので

とりあえず殴っていきます



さあお楽しみの始まりだ



これが生きがい、これが人生



女が苦痛に歪む時、豚のような悲鳴と滑らかな肢体に刻む傷口



オレと言う恐怖に屈した顔

それらを脳裏に焼き付けることが



それだけでもう絶頂モンだぜ、分かるだろ

相手のことなんてどうだっていいんだ

これがあるから正気でいられる、生きていられる



「はあっはあっ…このっ…クソアマ……ッ抵抗するなよ、どうせ犯されて殺されるんだ」

「うッ……助け…ヒグッ…」



「はあ…呆れた、アンタもう金のありか吐かせたのよね?」

「いや?まだだけど」

じゃあ早くしてよね、じゃなかったらそんなつまんないことに時間割くくらいなら金目の物探すの手伝ってよ…」

リリスに暴行現場を目撃されたあげく小言を言われるブライアン



「少し黙ってろよ!…恐怖で泣き叫びながら逃げ回る女を追っかけまわして痛めつけて!うめき声とぐちゃぐちゃに歪んだ顔と体とを見るのがオレのッ…楽しみなんだ!」

協力してやってんだ、それくらい好きにさせろ!

「ゲホ…ッ、ああ…ッ……ヴッ…ひい…ッ」

「待てッ…ドコ行く気だ!!」



二十九人目 02時43分 キム・ルイス・アリス 銃殺

キルするまでちんたらしてたら身体臭くなってて草



次は時間経過で成長してティーンになっていたオリビア



「ハッハハッ!そうだ叫べ…苦痛に悶えろ」



暴行の一部始終を父親であるエリックにがっつり目撃されていました
危機管理バグっちまったよブライアン

オリビアは助けを求めますが、エリックは慌てふためいたあげく、逃走しようとしました



もはや好みの女性以外もキルするのに抵抗がなくなってしまった(リリスのせいで)ブライアンはエリックに襲い掛かります



「チッなんで親父ってのはどいつもこいつも…娘が、子供が襲われたら守るもんじゃねーのかよ…」

「そうやって自分だけ助かって、また子供は作ればいいってのか…」

「そんなわけねぇだろ!そんな、そんな動物みたいな倫理観で…」

「狂ってやがる…世界もオマエも、オレの親父も…!」

とか何とか言ってますが、ゲームとモッドの仕様なのでどうしようもありません



三十人目 06時32分 ルイス・エリック 刺殺
 


オリビアはもはや抵抗する気配もなく、殴られて朦朧としているのかうつろな目で徘徊するだけでした

(なんだか興がそがれたな…この女も、もはや反応がないしかわいそうだ)



さあお楽しみの時間だ



これがオレの一番の才能



女をブチ〇すこと、人の命を粗末に扱うこと



どうってことはない、君は80億分の1を引いただけ

俺が死ぬまで続くだけ



三十一人目 08時24分 キム・ルイス・オリビア 銃殺



「なあ、リリス…俺たち、こんなことばかりして何になるんだ?」

「豪邸に押し入って皆殺しにして、現金とか、金目の物を一通り奪って…もう十分に金はあるだろ、それより俺たちには足りないものがあると…」



「なんて思ってないよな……」

「終わったかしら?お疲れさまブライアン、えらいわね今回も大収穫よ!」

「また連絡するから一緒に遊びましょうね、さあ帰って仕事のために寝なきゃ」





その夜…


クリストファーがブライアンを呼び出し、何かを話しています

(サマーとリリスのことはどうなろうと知ったこっちゃない、がブライアンがこの二人の関係を聞いたらどうなるか、は若干興味がある)



と言うことでクリスはリリスがサマーと恋人関係であることを告げます。

「先日、リリスから恋人と二人の肖像画の依頼があったんだが、君は呼ばれてないのかな」

「あ?呼ばれてないけど…その恋人とっていうのは何かの間違いだろ」



「いーや?確かに恋人との肖像画って言ってたし実際にその恋人にも会ったよ」

「…ハハ、何かの冗談だろ…一応聞くけど、どんな奴だよ」

「僕に聞かないで、本人に直接聞いてみたらどうかな?」

「まあ一つ言うなら、君とは正反対の人間って感じかな、ハハハ…あ、ごめん」




「……それで、なんでそれを俺に言うんだよ」

(なんだこいつ…普段ほとんど会話もしねぇくせによ)

「いやね、僕は君を心配して言ってるんだよね、もしかしたらロジェ君、君のその想いが利用されてるんじゃないか、騙されてるんじゃないかって」

「僕はそういう人の心を踏みにじるやり方が一番許せなくてね、非道いことだよ」

「………」

「他の恋人がいるって言うことが信じられなくていさ、でも君のリリスちゃんは何か隠してると思うんだ、少なくとも肖像画の件は隠してた」

「君とそんなに仲が良いのにそれはちょっとおかしいんじゃないか?」

「…そんな他愛もないこと、話す必要なかったんだろ」

「親しい人との会話は必要性が無ければしないのかい?むしろ逆だろ、親しいからこそ、どんな他愛のない話でも会話になるんだ」

「つまり、君たちは親しくないか、肖像画の件は他愛のないことじゃないか、どっちかなんじゃないか?と僕は思うけどね…」

















続く










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