陋巷

故人100人チャレンジ第七夜:眠り3

 疑念、まどろみ、掩蔽



※注意!

・デフォシムについて
  ・ この記事にはデフォシムが登場しますが、虐殺されます。
  ・シムズブロガーお得意の気持ち悪い自律解釈、もといその後の筆者が望む展開に都合のいい妄想、によって性格改変、しゃべらされています。

・性的及び暴力表現

・同性・異性愛表現

以上の事柄に不快感を覚える方は、この記事を閲覧をお控えくださいますよう、何卒お願い申し上げます。
また記事の内容は全てフィクションであり、殺人を肯定するものではありません。
特定の個人、人種、性別を貶める、もしくは称賛する意図はございません。













デルガトー家襲撃後、キラーハウスにて


「何でお前は満足に掃除も出来ないんだ…!この役立たずが!!」

「ガッ……!す、すみ…ま゛ぜん゛……!!」



「…………」



「誰がお前みたいな小汚いアジア人を拾ってやったと思ってんだ!」

「オレだよ!感謝が足りねえ!!あの時オレが住まわせてやるって言わなかったら、お前はあのまま野垂れ死にするところだったんだぞ!!分かってんのかこのクソガキがよォ!!」

「うぐッ……ひい……ん゛……!!はあっ…はあっ、ごべェッ…!分がっで……」



「…おい、ストーンマンゼ、それ以上やったら死んじまうぞ」

「別にいいじゃないか、それともブライアン、コイツに同情でもしてるのか?」

「身寄りもない、まともに働けもしない、お先真っ暗で神に縋りながら浮浪者同然の生活してたコイツの……」



「………」

うすのろが…なんだもう気絶したのか、あっけないやつだ…だが動かない君は悪くない」

「それに毎日、聖書の朗読がうるさくて仕方なかったんだ、やめろと言っても聞きやしない…殴って少しは気が晴れたってものだよ」



「神の偶像崇拝なんて馬鹿らしい妄想、醜悪で軽蔑すべきものだ…!」

「ハハハハ!!なあ、ブライアン?」



「…知らねえよ」










時は少し遡り…


このパート、『第七夜:眠り1』のイトスギテラス襲撃前、ブライアンはリリスの頼みではなく“個人的な趣味”でワトソン家に忍び込んでこの家の奥さんを襲っていました

ですがブライアンにとってラーミはそこまで好みの女性ではないのでいまいちキルする気にはなりません

ですから放置して帰りました、すると…



帰宅後、ラーミさんから速攻でデートのお誘いがありました

最近お疲れ気味のブライアンにとって、これは悪くない息抜きになるのではないかと思い、了承してでかけます



ラーミが頼んだのはなんかえっちなドリンクです

「あら、年下なのね、そうだと思ってたけど、でもその年にしては大人っぽいわね……」

「そう見えるのか?俺は分からない」

「うん…色々経験してきているんじゃない?」

「さあな」

「でも結婚は経験してないわよね」

「まあな、結婚生活は幸せか?」

「幸せね…幸せってその人の価値観によるから…私の場合、幸せかどうかは…」

「恋愛と結婚って別物なのよ…、あなたはどうなの?彼女は?」

「…さあな」

「…まあ、今日はそういう“しがらみ”を忘れて楽しみましょう?

(しがらみ…リリスは、しがらみじゃない)

この日は何も(具体的にはキル)せず泳がします



翌日…家の前に人影があると思えば…ラーミでした

ラーミはほとんど(キルして知り合いがいなくなっているので)訪問客が来ない家にまでやってくるとんでもない不倫妻だったようです……

「ふふ…ブライアン、こんにちは」

「おいアンタ…」

「あんたじゃなくて、ラーミよ、そう呼んで?」

「……ラーミ、何しに来たんだ?なんで俺の家を知ってるんだ」

「ねえ私たちこれから海に遊びに行くの、あなたも一緒に行かない?」

「“たち”って、他に誰かいるのか?」

「子供たちよ」

「ラーミ、子供がいたのか」

「ええ、三人」

「さ、三人……いや無理だ、よりによって海なんて…俺の身体見ただろ、全身入れ墨が入ってる、公共の場で子供にそんなもん見せられねえよ」

「大丈夫よ、わたしのこどもたちはタトゥーに偏見なんてないもの、それにどうしても見せたくないなら私のスイムウエア貸してあげるから!」

「おい…」

でも結局、子供たちとラーミ、ブライアンでスラニに遊びに来ました
浅い見解ですが、ワトソン家の子供たち、ラシダーとイムランはお父さん派(ラシダーは独り立ちしたいがお父さんのことは好き、イムランはトーマスと性格が似ていると思う)マイラはお母さん派(同じSポップ好きだし)だと思うんです

だからラーミが好きならマイラも好きなのではないかと(こじつけ)

自律で宿題を手伝うブライアン、おまえそんなことするやつだったのか、解釈違いですよ

「なあマイラ、俺のことなんとも思わないのか?」

「マイラ怖くないよ。ブライアンは良い人だもん、タトゥーもかっこいいし」

「……」

「ママが好きな人は、マイラも好き」

「…え?」

「何でもない!ブライアン海であそぼ!」

※この好きというのは友達としての発言なので決して恋愛感情や性的欲求に基づくものではありません。またブライアン(黒人男性)は小児性愛者ではありません。



いや、またかよ、人妻って溜まってるんすね、何がとは言いませんが

行きます、ブライアンってシムは女性の誘いは基本的には断りません(それ自体がキルチャンスなので)



実はブライアン、歌とピアノがすごく好きな模様
自分が操作してる時間が最も多いせいもあって、コイツの自律を見ることがなかなかできなかったのですが、放置してる時にやっていたことと言えば、歌うことと買ってやった電子ピアノで練習をすることくらいでした

これも自律でセレナーデを歌っている場面です



「素敵な歌声……すごくロマンチック…ありがとう嬉しいわ」

「そうか、喜んでくれたなら良かった、俺はこんなことしかできないから」

「彼女さんは素敵だと思わなかったの?」

「リリスはもっとスリリングなことが好きなんだ、こういうことは好みじゃない」

「冷たいのね…私は大好きよ…だって、こんな素敵な王子さま、今まであったことないもの」

「王子様?アンタ初めて会った時のこと忘れたのか?」

「あはッ、確かに…歌とピアノが上手な狼さんかしら?…その逆、正直、襲われた時の衝撃が忘れられないの



「久しぶりに興奮して……あんなの旦那とじゃ味わえない」

「それからあなたのことばかり考えちゃって…私ってバカね、夫も子供もいるのにあなたにぞっこんなんて」

自律でキスなんかもしちゃってね、この数日で恋愛ゲージがバカみたいに上がりました

「ラーミが人妻だってことが残念だよ、お前のことが好きだから」

まあこれは本心ではないですが、ここ数日の出来事で疑心暗鬼になっている彼は、手軽に味方が欲しかったのでしょう

何故か好意を寄せている彼女には、そんなことを言っておきます

面倒なことになりそうですが、いざとなったらブライアンにはすべてを消す事も出来ます、物理的にね

「あなたって、すごく魅力的、旦那よりカッコイイ…」

「…この後ホテルに行かないか?」

「いいわよ、今日旦那に女友達と遊ぶから遅くなるって伝えてあるから…」











クリスに彼女の家を聞き出す


「ストーンマンゼ、この前リリスの家に行ったんだよな、どこにあるか教えろよ」



「そうだね…教えてあげてもいいよ」

君が僕に何かしてくれたら…例えば、その雄々しい肉体を僕の前にさらけ出して踊るとか

「ふざけるな…殺されたいのか?」

「…ハイハイ分かったよ、住所は教えよう、でもこれは一つ貸しって事でね。そのことを忘れないでくれよ?」

実は見た目だけは、ブライアンはクリスの好みでもあります










愛の日


愛の日、それは最も忌むべき、くだらないヒトの発情期

そんな日に誰かがブライアンに贈り物をするようです…



はっきり言ってびっくりしました。やってきたのはラーミでした

付き合いで言えばリリスの方が圧倒的に長いし、未亡人のジェスミンダー(筆者の好み)やリリスの双子のアンジェラも顔を合わせておきました
適当に恋愛ゲージも生やしておきました

それらを差し置いてつい最近知り合ったばかりの彼女がやってきました



「ごめんなさいね、私が来てがっかりしたでしょ?」

「あ?何がだよ?」

「だって今日は愛の日…そんな日にあなたの彼女じゃなくて浮気相手が来るんだもの、でもあなたにどうしても伝えたいことがあって…はいこれ」

「…リリスはそういう行事に浮かれる奴じゃねえ…俺はよく分かってるんだ」

「そうなの…?それはかわいそうね」

「……」

「記念日にはこうして特別なコトをするものなのよ、ピンと来ないかもしれないけど、あなただって贈り物をされて、好きだって気持ちを伝えられて悪い気はしないでしょ?形で示すのって大切なことなの」

「……」



イイねサインを出してて草

ブライアンにとってラーミは自分のことを認めてくれるし、性欲のはけ口にもなるし、自尊心が満たされます

(ああ、ヤりてえ……)



「私ならあなたに尽くしてあげられるわ」

「…狼の皮をかぶってても私にはわかるの…あなたは私のもとに現れたミカエル…」

(ん…王子様じゃなかったのか…?)



「目を見ればわかるの…あなたの目は月…満月」

「寂しそうに太陽を見つめて…そして切なく輝いている」

「少なくとも私にはそう見えているわ」



「…アイツは、人殺しの目って言ってた…俺の…目を見て……」



「あいつって、彼女のこと?ええと…」

「リリス」

「リリスちゃん…にはそう見えたのかもしれないけど私はそうは思わない」

「だってあなたのその目に見つめられながらアソコをいじられるだけで、私の身体が太陽のように燃え上がるんですもの」



「ねえ…私は本気よ、短い間だけどデートや身体を重ねて分かったの…夫なんてもうどうでもいい…私はあなたとならどこまでも行けるわ」

(俺は…こいつと一緒になったら家庭を手に入れられるのか?男としての一つの価値を…)



「ほんとに子供三人も産んだのか?ちっとも身体は崩れてないな」

「フフッ……思ったことを素直に言うのね…これでも結婚する前より10キロも太ったのよ?」

「そうなのか、人妻の色気ってやつだな、いい感じだぜ」

「誘ってるんだろ?」



「もう……バカね、でもかわいい……」

「どこにでも噛みついていいのよ、ちょっとやんちゃなロットワイラーさん?」



「ねえ、しない??」

「………良いぜ,O nosso amor e tao bonito

「なんですって?」

「何でもない…誰も見てないんだ、さあ脱げよ」



「あん…!もっと…ぉ……!」

Ela finge que me ama  彼女は俺のことを愛してるフリをしている

E eu finjo que acredio そして俺もそれを信じるフリをしているのさ









掩蔽、Velo que bonito


リリスとサマーが住む家にやって来ました

リリスにはこのことは伝えていません(訪ねたとき、ちょうど家にいませんでした)



「おかえりなさい!リリス……え?」

「だ、誰なの!?あなた…」

サマーは風呂の最中でした、リリスだと思って裸のまま出てきたんですね

「アンタ確か…リリスと同じストリップ小屋の女か」

「え?お客さんだか何だか知らないけど、勝手に人のうちに入るなんて非常識よ!出て行って!こっちはお風呂入ってる途中だったのに!」

「人のうちだぁ!?」



「うるせえ!お前のうちでもねぇだろうがよ!!」

「ギャッ!!いやあ……!!やめ……で……!ヴッ…!!」



「ゲホッ…うぐぅ……な…なんなの…!?リリスに会いたいんなら、またお店で会えばいいじゃない…はあっ……

「お前こそ、なんでリリスの家にいるんだ?風呂なら自分の家で入ればいいじゃないか」

「なんだっていいじゃない…あなたには関係ないことよ!」

「なんだっていい?それじゃあこの家にいる理由にならない、だったら俺だってリリスの家にいても問題ないだろ、なんだっていいんだからな」

「あなた…おかしいわ!」



「だが、俺はここに来る正当な権利がある…俺はリリスの恋人だからな」

「はあ…はあッ!!」



「あ、あなたがリリスの恋人…?」

「心外か?」

「だって…リリスは…私の恋人だもの…っ、ここは私たちの家よ…そしてここからも出ていくの…リリスとわたしの二人でね…はあ…はあ…」

「っは、やっぱりな」

「確かにストーンマンゼの言った通りだった、お前は俺とは正反対の人間だ」

「あなたとリリスの関係は知らないけど騙されてたのよ!あきらめて!」



キルする前に、それまでの女とは違って執拗にブチ〇します

「ウグッ……ゲホッゲホッ…!」

結局はリリスが自分のものにならないことと、騙していたことに対する当てつけでしかないんでしょうが



「あのクソ女!よくも俺を騙しやがって!!」

「なあお前もそう思うよなぁ…俺たち被害者だぜ…なあ、あんな女捨てて俺と一緒にならないか?」

「う゛…っ、うう……おことわり…よ…」

「そうかよ、じゃあ死ぬんだな」

「ゲホッ……地獄に落ちろ、クソ野郎……」



「リリス…リリス…あなたとの夢……叶え…たか…っ…た……」

「はは……これだよこれ…人をヤるってのはこうでないと…」



三十七人目 00時00分 サマー・ホリデイ 刺殺(腹)



ぶっ〇した直後のナイスタイミングで帰ってきたリリスの前には、サマーの変わり果てた姿がありました、そしてその傍らにはビジネスライクな関係の男が立っていました



「よお、リリス…Onde um for, o outro vai
















続く











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