陋巷

【ポールとエーミール】シはイかになりたい2-3【Stranger Ville】

 シはイかになりたい



※注意!

・デフォシムについて
  ・ この記事にはデフォシムが登場しますが、予告なく虐殺されたり、非業の死を遂げたり、後述の影響による相応の死に方をします。
  ・シムズブロガーお得意の気持ち悪い自律解釈、もといその後の筆者が望む展開に都合のいい妄想、によって性格改変、しゃべらされています。
 ・特定のシムの子供が出てきます。

・性的及び暴力表現、残酷描写

・同性愛表現

以上の事柄に不快感を覚える方は、この記事を閲覧をお控えくださいますよう、何卒お願い申し上げます。
また記事の内容は全てフィクションであり、暴力や殺人を肯定するものではありません。
特定の個人、宗教、団体、人種及び性別を貶める、もしくは称賛する意図はございません。


この記事にはStranger Villeのコンテンツネタバレがあります。











前回…


ポール(ん?これって……ゲイ雑誌か?)

ポールはエーミールのベッドの下に隠してあった雑誌を見つけた



ポール(…あ、思い出した)








エーミールの秘密


いつの日だったか、オレが寝ていた時



オレの部屋にエーミールがこっそりと入ってきた



そしてエーミールはオレが寝ているかどうかを確認して…

おずおずと、しかし明らかに興味をもった手つきで、体に触れてきた



オレはどうすればいいか分からなかった

起きて、怒ればよかったのかもしれない

でもそれじゃ彼が傷つくだろう、可哀そうでオレには出来なかった



結局オレは寝たふりを続けた

エーミールは満足したのか、そのままオレの横で寝てしまった



その時は、子供だからってあまり気に留めなかった

エーミールは男が好きなんだってこと





ポール(今思えば、他にも思い当たる節はいくらでもあったな…)

(エーミールは)

(……オレのこと好きだったのかな)








翌朝…


エーミール「ん……あれ、ここは…」



ポール「エーミールおはよう~、おはようってかもうこんにちはの時間だけど」

エーミール「ポール…なんでここに?」

ポール「エーミールが外で寝てたからオレが運んできたんだよ、んで、オレも泊まらせてもらった、サンキュ~」

エーミール「そういや、そんな記憶が…でもガレージに行くって」

ポール「いやさあ、雨降ってきてたしガレージよりこっちの方が良いじゃん?オレもエアコン効いた部屋のソファーで寝れたしシャワーも借りちゃった」



エーミール「勝手に俺の部屋に入るなよ!!ノンデリクサレ野郎!…あ」

「お、俺の部屋のモン、勝手に触ったりしてないだろうな」

ポール「いや…何にも触ってないし見てすらないよ、オレも疲れてすぐ寝ちゃったからさ」

エーミール「はあ……ならいい」

「昨日…そうだ昨日!どこ行ってたんだよポール!!」

ポール「いやどこ行ってたって、エーミールが先にどっか行っちゃったんだろ」






ポールはエーミールに昨日の成果を話した


ポールは昨日エーミールとはぐれた後、Stranger Villeでクリスティーと出会ったこと、彼女もあの町の異変について調べていること、町長についてや盗聴器のことなどをエーミールに話した




エーミール「いや…単純に研究施設に直接的に関わってるのは科学者だろ…なんで回りくどいことしてるんだ」

ポール「ん…言われてみればそうかもなあ、科学者が一番あの植物に関する情報を持ってる可能性が高いよな…

エーミール「……フン、そんなことも気づかないのかポール、バカだな

ポール「実はオレもそう思ってたんだけど、彼女なりにあの町と両親を助けるために頑張ってるのを見たら、彼女がやろうとしてることを応援したくなってさ



エーミール「あっそう、だから?」

ポール「クリスティーからもらった盗聴器、持ってても仕方ないから科学者たちに使っちゃわないか?」

エーミール「…俺は盗聴とか、そう言うのあんま好きじゃない」

ポール「じゃあオレがやるよ、さあ行くぞ





Stranger Villeへ出かけた二人…



ポールに科学者に対して盗聴器を取り付けさせます

そして受信機を持っているクリスティーに協力を頼みに行きます






ポール「やあクリスティー!元気?」

クリスティー「あーポルポル!元気っすよ!今日はどうしたんすか?」

エーミール(ゲェッ)



恋愛下手特質の反応はこんな感じ
友情のハグ(しかもポールとクリスティーには恋愛ゲージはありません)ですが、それを目撃したエーミールに不快のムードレットがつきました

家にいても、学校にいても、さらには友達といても緊張してばかりの様子



クリスティー「あ!もしかしてそっちの子がポルポルが言ってたお友達っすか?」

ポール「そうそう、コイツはエーミール、オレの昔っからの友達!エーミール、この子がクリスティーでこの町の異変について調べてる子」

エーミール「あ、ども」

クリスティー「よろしくっす!エーミール」

エーミール「こちらこそよろしく」



ポール「…って訳で、この町の研究施設に関わってそうな科学者たちに盗聴器を仕掛けてきたから、君んちの受信機を貸して欲しいんだけど」

クリスティー「お安いご用っすよ!」



ポール「ありがとうクリスティー、エーミールも一緒に来いよ、彼女ごっつい受信機持ってるんだぜ」

エーミール「え?ああ、俺はイイや…外で待ってる、ちょっと気分が悪い」

クリスティー「大丈夫っすか…?」

エーミール「大丈夫、大丈夫…ちょっと風に当たれば治るさ」



ポールとクリスティーが盗聴している間、エーミールは一人で待っていた

エーミール「…………」

(吐きそうだった)



ポール「お待たせ」

エーミール「ん、もういいのか?」

ポール「エーミールこそ体調は大丈夫か?」

エーミール「…うるさいな、もう大丈夫だよ」




エーミール「で、どうだったんだ?情報はつかめたのか?」

ポール「エーミール、あたりだよ、これで証拠はそろった!」

・機密情報の記録×2
を入手、これで15個の証拠が集まりました



エーミール「じゃとっとと売店行こうぜ、証拠集めるだけでちんたらしすぎたぜ俺たち」

ポール「ああ、そうだな、カードキー手に入れて研究所探索だ!」


ちなみに裏でもう一人分、計30個集めました





エーミール「その帽子はなんだ?」

ポール「あ、これ?クリスティーが外は暑いからってかぶせてくれたんだ」



エーミール「………早く証拠カードキーを交換しよう」



こうして無事カードキーを手に入れたポールとエーミールは再び研究所に向かいます







再び謎の研究所へ


ポール「おい、エーミールまだ具合悪そうじゃん…熱中症なんじゃないか?」

エーミール「………」

ポール「水持ってきてやるから待ってろ…そうだこの帽子で日差しを…」

エーミール「やめろ!!」



研究所に来たところで緊張しっぱなしだったせいか、エーミールがポールに自律で侮辱しに行っていました

エーミール「お前のせいだよ!!」

ポール「は?」

エーミール「俺をこんなつまんない証拠集めに誘いやがって!!」



エーミール「大体なんなんだよ!勝手に生き返って俺のところに来たくせに、すぐどこか行きやがって!」

「しかも昨日知り合っただけのやつとあんなに仲良さそうにしてよ、俺より新しい友達の方が大事なのかよ!?」

ポール「お、オレ全然そんなつもりは…」

エーミール「お前が生き返った理由!?そんなのどうだっていいんだよクソが」

「気分が悪くなったのも、ブチギレてんのも全部ぜんぶお前のせいだ!!」



この理不尽さにはさすがのポールも怒ってしまった様子



ポール「……ああそうかよ、じゃあもういい、ついてくるな、俺一人で行ってくるから」



カードキーを使ってドアを開けると、大量の胞子が外気に放出されました



ポール「ゲホッ……なんだこの空気…」

(こりゃ本当にエーミールは一緒に来ない方が良いな、体に害があるかも知れない)



ポール「じゃあな、エーミール!お前は一生そこで駄々こねてろ!」



エーミール「あ…………ポール…」



エーミールは動かなかった、足は鉛のように重くなった

喉は焼けただれたように痛み

釘を打ち込まれるような鈍い痛みがしんしんと頭に広がっていた



一人で研究所の地下、瘴気の中に入って行ったポールは気を失ってしまいました



どうやら生身で胞子の中に突入したのが原因の様子
胞子…ラストオブアスを連想します



ポール「はあ…オレ、なんかやっちゃったんだろうな…エーミールが怒ってたこと…冷静になって考え、直さナ、い、とォ………?

「………うう、ウ…?」



ポール「エーミールがナんダっテんダ、クそガきガよォ……!!へへ、へへへへへふへ」



ポール「ハろー、トっテもイい~~~~~~~気分☆」








続く








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