血と汚物にまみれた歪な真珠
※注意!
・デフォシムについて
・ この記事にはデフォシムが登場しますが、虐殺されます。
・シムズブロガーお得意の気持ち悪い自律解釈、もといその後の筆者が望む展開に都合のいい妄想、によって性格改変、しゃべらされています。
・性的及び暴力表現
・同性愛表現
以上の事柄に不快感を覚える方は、この記事を閲覧をお控えくださいますよう、何卒お願い申し上げます。
また記事の内容は全てフィクションであり、殺人を肯定するものではありません。
特定の個人、人種、性別を貶める、もしくは称賛する意図はございません。
あるいは女以上に、男は支配と言う思想に囚われやすい
たとえそれが被支配側であったとしても
後編
前回の続きから、クリスは引き続き獲物をネットで釣り上げます
今回最初の犠牲者はジョニー
彼はサマーといちゃついているところをブライアンに発見され、殺されかけましたが、なんとそれを回避した生存者です
クリスは仕留めることが出来るのでしょうか
ちなみにジョニーはアキオの唯一の“いい友達”でした
ボディービルダーの願望達成の際、一度だけアキオをジムに出したのですが、そこのジムトレーナーが彼でした、指導を受けて友好ゲージがバキバキ上がりました
まあそれだけですが
キルアクション以外の暴行アクション後に逃げられるのが面倒なので、扉をクリス以外ロックしてみました
と言うことで思う存分殴ります
キル数ではブライアンの方が圧倒的に上回るにもかかわらず、彼では通らなかった攻撃が、クリスではいとも簡単に通りました
ビデオカメラもばっちりセッティング済みです、なおゲーム的に撮る機能はない
「ぐ、グェ……」
どうやら閉じ込める目論見は成功したようです。痛めつけても部屋を移動しなくなりました
翌日もその次の日も暴行を加えるクリス
食事もろくに与えません
ジョニーが抵抗しなくなるまで、毎日失神するまで殴ります
「やはり意志を持たない肢体は良いものだ」
殴られた個所を抑えながらむせび泣くジョニー
「うう…クソッ……俺が何したってんだ……」
(鉄の扉が開く音)
「…!…ク、クリス………!」
「君のような屈強な男でもここからは脱出できなかったようだな」
「なるほどな…いい情報を提供してくれて感謝するよ」
「いい作品も描けたし、君にはたくさん協力してもらった」
「何か一つだけ望みを聞いてやろう、ジョニー」
「ならここから俺を解放してくれ…頼む…」
「ハハハ、解放ねえ…ああ、いいよ解放してやるよ…この世からな!」
「じゃ さよならァ!」
六人目 05時47分 ゼスト・ジョニー 刺殺(マチェーテ)
次の標的はエグレストン・マーク
このシムは、美術館で会いました。そして話しかけているうちに芸術愛好家であることが分かりました
クリスは別段、特質に芸術関係のものはありませんが、アート気取ってゴミを量産しているので気が合いそうですね(皮肉)
ここはいっちょ前に美なんかを語っておきましょう
「クリス、現代アートの価値はどこにあると思う?」
「僕はね、それまでの芸術の歴史を踏襲するのではなく、破壊するという点にあると思うんだ、そして新たに美の概念を創りなおす、そして流れを作っていく…そのためには過去の技術と知識が必要になってくる、そのすべての要素を兼ね備えた作品こそ現代アートの真の価値と言えるんじゃないかな」
そして二人で壁を汚す遊びをして親睦を深めます
実はマークはブライアンが自律でよく話しかけに行っていた友達です、この二人のブラザー感、悪くなかったので何かないか見守ってましたが特に何もなく…
こうなってしまう前に、もっと仲良くなってほしかったですね
クリスの手によって、ジョニーと同じように監禁され、抵抗する体力も気力も奪われた状態にされてしまいました
「しかしだ、マーク…君の肌の色はうらやましいな…血も汚物も汗も精液もとてもよく映える」
「見ているだけで創作意欲が沸き立つよ」
「同時にオレのアソコもいきり立つがな」
「おい、聞いてんのか?何とか言ったらどうだ」
「………」
「ああそうだ、舌を切ったんだったな…アハハ!!」
クリスの筆が止まりません、その後も三枚模写しました
そしてとうとう傑作が出来上がりました値段がついていると言うことは、買い手がいると言うことです
このような粗末で悪趣味な絵でさえ買い手がいるなんて、シムズの世界はなんて闇が深いんだ…
「ぐふッ……あ………い、や……ふぁ……」
「マーク…君はとてもいい素体だった…別れが惜しいよ……フフフ」
「しかしそれ以上に君の息の根が止まる姿を見たくて仕方がない!ハハ!!」
「芸術好きな君ならわかるだろう?」
「いくら技巧を凝らしても、高尚な理念や理論を並べても、それは利己的な感性の判断を肯定する装飾に過ぎないんだよ!!」
「世間が認めるか認めないかはその理論が差し響くかどうかさ」
「そうだ、結局その装飾を剥がせば中身はみな同じ!同じ!同じ!!」
「クリ………フ………」
「その表情…本当に心が満たされるぜ……さあ逝くんだ、さあ!!」
ゆっくりゆっくり、そして幾度もマークの胸にナイフをおし進めていく
まるで処女をいたわる紳士のように、しかし内心は氷河の獣が猛り狂っていた
彼の血の匂いと失われていく生気に酔いしれながら
七人目 10時02分 エグレストン・マーク 刺殺(胸)
このパート最後の獲物は第二夜「甘い夢」にてキルしたディランのゴーストとロマンスフェスティバルに言った直後に出会って速攻いい雰囲気になっていたシム
ブヒーダ・オウランです
「へえそれじゃあ、君の奥さんも絵を描いているのかい?」
「ええ、そうなんですよ、と言っても趣味の範囲内ですが…あなたのように作品を発表しているわけではないんです」
「そんなことは関係ないよ、絵を描けるだけでも十分才能があると思う、素晴らしいことだよ」
「ハハハ…そんなものでしょうかね。確かにボクは絵が描けませんからそう言われればそんな気もします」
「そうだとも、君の奥さんの絵をぜひ見て見たいね」
「本当ですか…!?とても嬉しいんですが…実は妻は、ボクをモデルにした作品も何点か描いていて…それを見られるのはちょっと恥ずかしいな…ハハハ」
「仲睦まじくて素敵じゃないか…それに君をモチーフにするなんて奥さんは本当にセンスがいい」
こんな距離で話しても嫌がられないって事は素質アリって解釈しますね
違いますか?違わないよな、だってみろよこの表情、完全にメスだろ…開花してないだけですわ
「それはどういうことですか?」
「ちょっと顔を見せて……」
「え?はい……あの」
「君のその黒くて大きな瞳、ねこっけの髪、浅黒い肌…すべてがエキゾチックで素敵だ」
「それに細くはあるがしっかりとした骨格と筋肉はまるでミケランジェロの素描のように繊細で、且つ女性とは違う優雅さを持っている」
「そんな人間を奥さんはモチーフとして選んだんだ、夫としてもね、センスがいいに決まってるじゃないか」
「妻が褒められているのに、なぜだかボクまで照れくさくなってきました」
「アハハ…そう感じたなら、僕の意図は伝わったのかもしれないな」
「あの…それって……」
「ああ、もしよかったら今度奥さんも一緒に三人で食事にでも行かないかい?」
続く
(やっべ今回で終わるつもりだったのに長くなっちまって一回切るしかない…無計画)
(続きはすぐ上がります)